活動内容

1. サラシア属植物の啓蒙・広報活動

監修:サラシア属植物普及協会
2018年2月1日発売
定価:2,200円
出版社:メディカルレビュー社

2. 機能性表示食品の届出支援

機能性表示食品制度は、2015年4月よりスタートした制度で、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠に基づいて、消費者庁長官に届け出ることで、特定の保健の目的が期待できる旨(ヘルスクレーム)を表示できる制度です。特定保健用食品(トクホ)とは異なり、国による審査は行われず、事業者の責任において適正な表示を行うことが求められています。届出内容は消費者庁のウェブサイトで確認できます。

サラシア属植物普及協会では、機能性表示食品の届出を希望する会員に、届出に必要な情報のうち、機能性に係る事項(機能性表示食品 届出食品情報 様式Ⅴの一部:下記参照)の資料を提供しています。
レビューワー(研究者:会員)と監修者(研究協力者:大学教授)により、サラシア属植物の機能性関与成分であるサラシア由来サラシノールに関する論文についてシステマティックレビュー(SR)を実施し、科学的根拠をまとめています。

SRは2015年3月に初版、2019年2月に改定版、2025年6月に最新版(PRISMA2020準拠・新書式版)を作成しています。

  • ・別紙様式(Ⅴ)‐4

    機能性関与成分の機能性に関する説明資料(システマティックレビュー)(PRISMA2020準拠)

  • ・別紙様式(Ⅴ)‐5~16

    データベース検索結果、検索フローチャート、採用文献リスト、論文の質評価、結果評価

3. サラシア属植物関連セミナーの開催

  • ・会員向けオンラインセミナーを実施しました。
    (2024/8/28)

    テーマ:「PRISMA2020準拠版SRにおける消費者庁のチェックポイント」
    講 師:株式会社薬事法マーケティング事務所 代表取締役 渡邉憲和氏
    当日の資料は、協会員ページよりダウンロードいただけます。

  • ・協会設立10周年記念講演会を開催しました。
    (2022/11/11)

    演題:『「健康長寿」に向けて 機能性表示食品の領域拡大』
    演者:細山 浩(日本抗加齢協会事務局長)

4. サラシア研究者への研究支援

サラシア属植物普及協会では、サラシア属植物の研究に従事している若手研究者を対象に、研究成果をサラシア属植物の普及に活用するため、研究支援をおこなっています。研究成果は、研究概要をホームページに掲載します。

令和6年度の研究支援対象者:就実大学 薬学部薬学科 二宮 清文 教授
研究テーマ: サラシア属植物をはじめとした薬用植物および和漢生薬の新規機能性開拓研究